前回の振り返り(【2話】テックアカデミーLesson2。初のメンタリング!そしてWebサイト分析【テックアカデミー体験談】)。
授業が本格的に始まってから初のメンタリング。メンターは、20年以上Webマーケティングをやり続けてるすごい経歴の人だった。
Lesson2はGoogleアナリティクスを使ったWebサイト分析について。
ただデータを分析したり操作方法を覚えたりするんじゃなくて、「このデータは何だろう」って考える大切さを知ったんだった。
Lesson3は、SEOについて。SEOは、ブログをやってるとよく聞く言葉だから、授業がますます楽しみになる俺だった。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4800793
目次
今回のメンター相談。学習で気になることを詳しく聞いてみた!
「テックアカデミー」のメンター相談は、カリキュラムで分からないところを質問できるだけじゃなくて、気になることも聞ける。
カリキュラムに書いてあることでも十分分かりやすい。でも、学習を進める中でもう少し詳しく聞きたいとこがあるなって感じてた。
キャピまる
そんなワケで、メンターに気になることを聞いてみたよ!
ちなみに、「テックアカデミー」の担当メンターはずっと同じってことだから、前回に引き続きMさんが登場するよ。
キャピまる
Webサイトのデザインのことで質問があるんだけど…。
Webサイトには、「レスポンシブデザイン」(※1)と「振り分け」(※2)の2種類があるんだよね。
「振り分け」って実際にどんなサイトで使われているの?
(※1)レスポンシブデザインって?
Webサイトが、パソコンとスマホのそれぞれの画面幅に合わせて自動的に表示されるデザインのこと
(※2)振り分けって?
あらかじめパソコン用とスマホ用のサイトをそれぞれ作って、機種に応じたサイトが表示されるデザインのこと
Mさん
「振り分け」は最近は使われなくなっているですよね。
キャピまる
そうなんだ。
ページの表示速度が遅くなっちゃうから使われてないの?
Mさん
そうですね。
ページをパソコン用とスマホ用、それぞれ2つに分けるので、読み込みに手間が増えるから表示が遅くなるんですよね。
ただ他にも要因があるんですよ!
キャピまる
Mさん
別の要因は、ページが2つあることを「Google」が嫌ってるからなんです。
キャピまる
Mさん
サイトが2つあると、サイトを調べる時の手間が倍になるので、「Google」やユーザーにとって負担になってしまうからなんです。
だから、「Google」がページが2つあることを嫌ってるんですよ。
キャピまる
確かにそれは嫌だな…。
なるほど、教えてくれてありがとな!
こんな感じで、Webサイトのデザインについてメンターに疑問をぶつけてみた。
キャピまる
細かいことも丁寧に教えてくれて、メンターには感謝だな!
Lesson3の授業はSEOについて
今回の授業は、「SEO」について。ブログをやってるとよく聞く言葉だから、Lesson2の時点でめちゃ気になってた!
なお、Lesson3の学習目標は、SEO対策の方法を理解すること。
キャピまる
と、モチベがめちゃ上がった俺は、早速勉強に移るんだった。
①SEOの概要
キャピまる
SEOは、「Search Engine Optimization」の略。検索サイトで特定のキーワードが検索された時、サイトを検索サイトの1ページ目に表示して、サイトに来てもらう人を増やすための対策のこと。
SEOとは別に、Web広告を使ってアクセス数を増やす方法もある。だけど、Web広告を使ってアクセス数を増やそうとすると、広告を配信するためのお金がかかる。
キャピまる
SEOはWeb広告とは違って、そこまでお金をかけずにアクセス数を増やせるんだ。
サイトが1ページ目に表示されて、検索サイトから来てくれるようになったら、自然と来てくれる人が増えるからね!
なお、SEO対策のメリットについても説明があった。
それは、ユーザーがキーワードを検索した時に検索サイトの1ページ目に表示されることで、検索する人に見つけてもらいやすくなること。
キャピまる
ユーザーの必要としている情報に対して、適切な情報が表示されていると検索サイトが見てくれるんだって。
そうすると、継続してサイトへ来てくれる人が増える。
SEO対策が上手く行けば、サイトのアクセス数や売上も安定的に伸ばせるんだ!
ちなみに、世界全体で考えた時に、検索結果の9割以上に影響を与えているのが「Google」だって言われてる。
だから、「Google」から来てもらえる人を増やすことが、結果的にSEO対策の近道になるんだ。
キャピまる
SEO対策の基本は、検索する人の疑問に答えてくれるWebサイトを作ること。
そして、「Google」から人の役に立っているWebサイトだってことを認められることが大事になってくる!
詳しい方法はLessonを通して学んでいくらしい。めちゃ楽しみ!
②SEOの歴史
SEOの歴史を理解するために、まず「Google」と「Yahoo!」の検索エンジンの違いについて説明があった。
キャピまる
「Google」と「Yahoo!」は微妙に検索機能が違うから、表示される検索結果が違うことがあるんだって。
次に、SEO対策で過去に問題になった事例について説明があった。問題になった事例は、リンクについて。
検索サイトでは、自分のサイトが別のサイトからリンクを貼られたら、自分のサイトが評価されるような仕組みになってる。
そこで自分のサイトの評価を上げるために、お互いにリンクを貼りまくる「相互リンク」って方法が横行したんだ。
キャピまる
相互リンクをやりまくって、無理やりサイトが1ページ目に表示されたら、ユーザーから本当に必要とされている情報が表示されなくなる!
必要とされてる情報が1ページ目に表示されない状態は、ユーザーを第一に考えてる「Google」の目的からそれてる。
だから、Googleは相互リンクを貼りまくる行為を撲滅するために、検索サイトの仕組みを変えたんだ。
キャピまる
ユーザーのためにならない方法は、「Google」から丸っとお見通しってことだね。
常にユーザーのためになれるサイトを運営していかないとダメってことだな…。
③キーワード選定
数あるSEO対策の中でも、「キーワード選定」が最も大切になってくる。
キーワード選定は、自分のサイトが検索結果の1ページ目に表示されるために、検索されるキーワードを考えるための作業。
自分のサイトがどんなキーワードで検索されるかを考えなくちゃいけないんだけど、テキトーに考えたキーワードだと、いつまでも検索結果に表示されるようにならない。
キャピまる
そんな時に活躍するのが、「Googleキーワードプランナー」!
Googleキーワードプランナーは、広告を出稿する時にどんなキーワードで出稿するのかを考えるために使われるツール。
Googleキーワードプランナーを使えば、どんなキーワードが月間でどれぐらい検索されているのかを調べられる。
キャピまる
キーワードの月間検索回数を調べられるから、どんなキーワードを選べば自分のサイトが検索されやすいかが分かる!
なお、Googleキーワードプランナーの使い方は初めてでも設定できるように説明があったから、初心者の俺でも安心だった。
注意点としては、Googleキーワードプランナーを使う時は、1回だけ配信する広告を登録しないといけない。だから、広告の登録が済んだら、すぐ広告を停止しないとお金がかかってしまうんだ!
キャピまる
設定方法が終わったら、次は使い方の解説に移る。ここでは、「ダイエット」ってキーワードを元に説明がされてた。
ただ「ダイエット」ってキーワードだけじゃユーザーが知りたいことを絞りきれないから、「ダイエット 食事」とかの関連したキーワードを選ぶ必要があるんだって。
キャピまる
関連したキーワードは、Googleキーワードプランナーの機能にある「キーワード候補」からでも調べられるよ。
他にも、いろいろなキーワードを調べて、自分のサイトへ来てくれるのに適したキーワードを探していく。
なお、キーワードにはトレンドがある。時期によってキーワードが検索される回数が違ってくるんだ。
キャピまる
Googleトレンドを使えば、特定のキーワードがいつの時期にどれぐらい検索されているのが、傾向をつかめるよ。
例えば、「パソコン」と「スマホ」ってキーワードを例に挙げるとこんな感じになる。
データを見ると、最初は「パソコン」の検索数が多かった。だけど、だんだん「スマホ」の方が検索数が増えて、2012年には「パソコン」の検索数を抜いていることが分かる。
キャピまる
他にも、「チョコレート」ってキーワードで調べると、毎年2月に検索数が激伸びしてることが分かるよ!
これは、バレンタインが影響してるからだって予測できる。
こんな感じで、季節や流行で検索数の傾向を分析できるんだ。
ちなみに、この章で課題が1つあった。課題の内容は、「自分で任意のサイトを選んで、そのサイトにどんなキーワードでSEO対策をするか考えて、その優先度を決める」ってこと。
キャピまる
俺は「Google」で、「パソコン」ってキーワードで出てきたサイトについて調べてみた。
Googleキーワードプランナーを使ってどんなキーワードが良いかを考えるのは、めちゃムズかった…。
④内部対策
SEO対策は、内部対策と外部対策って呼ばれる2つに分けられる。まず、この章では内部対策について勉強していく。
内部対策は、「検索サイトに、自分のサイトの構成やコンテンツ内容を正確に理解してもらうために、自分のサイトの内側を改善する対策」のこと。
なお、内部対策には7つの方法がある。7つの方法は、次のとおりだよ。
内部対策の7つの方法
- 適切なURL設定
- サイト構造・サイトマップ
- 適切なタグ設定
- パンくずリスト設定
- コンテンツ対策
- ミラーコンテンツでのスパム認定回避
- Webサイトのスマートフォン対応
それぞれに詳しい解説があって、特に面白いって感じたのが2番目の「サイト構造・サイトマップ」。
「サイト構造・サイトマップ」は、自分のサイトにある記事を、カテゴリーごとに分けたりリンクを貼ってアクセスしやすくたりして、ユーザーにとって分かりやすいサイトにすることなんだ。
この章では、「介護食」ってキーワードを使って「サイト構造・サイトマップ」について説明されてた。
「介護食」の関連キーワードには、「介護食 ゼリー」や「介護 食事 レトルト」、「老人 食事」などがある。
キャピまる
関連キーワードから、介護食を探しているユーザーが、どんな観点で介護食を探しているのかを理解する必要があるんだ。
例えば、介護食の通販サイトで、食品ページだけじゃなくて作り方やレシピなどのページがあるとする。
通販サイトに作り方やレシピのページがあるのは、今すぐ食品が欲しいユーザーだけじゃなくて、自分でも作ってみたいユーザーにもページを読んでもらえる可能性があるからなんだ。
自分のサイトに多くの人が来てもらうために、関連キーワードを調べて、ユーザーが知りたいことに対応したサイトを作っていく。
キャピまる
サイト構造を意識すれば、結果的にSEO対策に繋がって、検索サイトから評価されやすくなるんだ!
⑤外部対策
外部対策は、相手のサイトから自分のサイトへ、リンクを獲得するための対策のこと。相手のサイトから自分のサイトへリンクが貼られることは、「被リンク」って呼ばれる。
キャピまる
この自分のサイトへの「被リンク」が多いほど、検索サイトから評価されやすくなるんだ。
なお、被リンクを獲得するためには、次の2つの方法がある。
自然な被リンク獲得をするためには、まず、自分のサイトでユーザーのためになる高品質なページを作る必要がある。
すると、他のサイトから自分のサイトにある高品質なページを紹介するために、リンクが貼られる可能性が高まる。
キャピまる
つまり、ユーザーのためになるようなページを作ることが、自然な被リンクを獲得することへ繋がるんだ。
もう1つのソーシャルメディア対応は、「Facebook」や「Twitter」でページを投稿した時に、ユーザーから反応を得られやすくするための方法を考えること。
例えば、「Facebook」や「Twitter」からアクセスを増やすために、SNSでページを紹介するためのシェアボタンを置く方法が挙げられる。
キャピまる
シェアボタンがあれば、ページを読んだユーザーが「これいいな!」って感じた瞬間、すぐSNSで共有できるからね!
⑥SEO対策でやってはいけないこと
ここまで学んだことは、SEO対策でやった方がいいことだった。今度は逆に、SEO対策でやってはいけないことが解説されてた。
SEO対策でやってはいけないことは、次の4つだよ。
SEO対策でやってはいけないこと4つ
- 内部対策におけるキーワードの詰め込み
- コンテンツの無断複製
- 有料リンクの購入
- スパム判定対応
例えば、「マクドナルド」ってキーワードを使ってページを公開するとする。ページに、「マクドナルド」ってキーワードを多く盛り込むと、検索サイトからの評価が下がってしまうんだ。
他にも、他のサイトのページを丸パクリしたり、お金を払って他のサイトからリンクをもらったりすることも、検索サイトからの評価を下げることに繋がってしまう。
キャピまる
SEO対策でNGなことをやってしまうと、せっかく正しい方法で内部対策をやっても全部ムダになってしまう。
だから、悪いことはしないようにね…。
⑦コンテンツSEO
コンテンツSEOは、高品質なページを継続して公開することで、検索サイトから自分のサイトへ来てくれる人を増やすこと。
検索サイトを使うユーザーは、ムダなくすぐに答えを知りたいから、検索したキーワードに対して分かりやすい答えを示す必要がある。
例えば、キーワード「東京 気温」について調べたい人がいるとする。それで、サイトでは東京の気温が何度なのか、結論をすぐ書く必要があるんだ。
検索した人に対して分かりやすく、すぐ答えを提示することも高品質なページに繋がる。
キャピまる
ユーザー第一を考えて、高品質なページを公開するのが何よりも大切!
俺も日頃からネット使ってるから、「ユーザーがどんなことを考えてこのキーワードを検索したか?」を意識するだけでも、めちゃ勉強になるかも。
【まとめ】最後に、毎日のSEO対策でやった方がいいことを確認!
最後のまとめ部分で、毎日のSEO対策で何をするべきかを紹介していた。毎日のSEO対策は、以下の3つをチェックするといいんだって!
毎日のSEO対策でチェックする3つの項目
- 1ページ目に表示したいページのキーワードを考える
- 設定したキーワードの検索順位を確認する
- 自分のサイトのページ内容を定期的に新しくする
自分のサイトで新しく公開するページを考えるために、Googleキーワードプランナーを使ってキーワードを決める。
また、公開したページに設定したキーワードの検索順位を正確に確認するために、Googleの「シークレットモード」で実際に検索してみる。
キャピまる
「Google」は、これまで自分がクリックしたことのあるWebサイトを優先して1ページ目に表示するようになってる。
「シークレットモード」を使えば、自分がクリックしたWebサイトの履歴を除外して表示してくれるから、正確に検索順位を確認できるんだ。
あと、公開したページをそのままにしておくと、情報が古いままになる。
情報が古いままだと検索サイトから評価を下げられてしまうから、定期的に内容を新しくする必要があるんだ。
キャピまる
ページを公開して終わりじゃなくて、毎日キーワードを確認したり、内容を更新したりしないといけないんだな…。
ちゃんとサボらずSEO対策やらないとな…。
ちなみに、Lesson3が終わると次のような画面が表示されるよ!
Lesson3はSEOについて理解ができたから、ブログやる時に勉強したことを有効活用していきたい。
何も知らないままブログをやるよりも、「テックアカデミー」で前提知識が身についたから、めちゃ安心できてる。
キャピまる
次のLessonは、Googleリスティング広告について。
初めての分野だけど、めちゃためになりそうだから楽しみ!
次回へ続く…。