前回の振り返り(【2話】ペルソナと念願の記事完成!そして、Googleアナリティクス先生降臨。)。
「Googleトレンド」や「キーワードプランナー」などを駆使して、ついにペルソナを完成させたワシ。
ペルソナを元に、今まで書いたことのないジャンルに苦戦しながらも、「ドリップコーヒー 種類」の記事を公開した。
そして、Googleアナリティクス先生が登場。「セグメント」や「セカンダリディメンション」など、イミフなカタカナ言葉に頭を悩ませる…。
2回目授業の課題は、指定された記事をGoogleアナリティクスで分析して、改善案を提案すること。
果たして、カタカナ言葉に苦しめられてるワシに、課題をこなせるんやろうか…。
この記事で紹介するワシの「Wannabe Academy」体験談は、新コース「Webマーケティング スキルアップ、転職コース」への変更前に受講した2022年時点の情報やで。
せやから、新コースと当時のコースで一部内容が違うとこがある点に注意してな。
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アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e8%a6%b3%e5%ae%a2-%e3%83%90%e3%83%b3%e3%83%89-%e3%81%8a%e7%a5%9d%e3%81%84-1867754/#content
目次
まずは前回のGoogleアナリティクス先生の振り返り
カピまる
前回の1回の授業だけじゃ、ワシの理解が追いつかなかった。せやから、内容を振り返ることにしたで。
Googleアナリティクス先生は、「ユーザー」と「集客」、「行動」、「コンバージョン」の4つを押さえれば、分析ができる。
4つの項目から、どんな人がサイトに来て、どんな経路で来てるのか。そして、どのページに訪れて、何をどれぐらい買ったのかを分析していくんや。
さらに、Googleアナリティクスには、「セグメント」と「セカンダリディメンジョン」、「アドバンスフィルタ」っていうデータをさらに絞り込める機能がある。
この3つの機能を使って、さらに詳しいデータを見つけていく。
以上をもとに、データを見つけてひたすら改善策を考えてく。これが、Googleアナリティクスでできることや。
2回目授業の課題。指定された記事をGoogleアナリティクスで分析!
2回目授業の課題は、指定された記事をGoogleアナリティクスで分析しよう!ってことやった。
課題の概要書には、「Googleアナリティクスを使って、次のことを調べてね♪」みたいなことが書いてあったで。
課題の概要書の内容
- 男女比
- デバイス
(スマホやパソコン、タブレットなど、どの端末から一番読まれてるのか) - 地域
(東京や大阪、福岡などどこ住みの人から一番読まれてるのか) - 流入チャネル
(GoogleやYahoo、Twitterなど、どこから来てるのか) - インタレスト
(ページに来たユーザーはどんなことに興味があるのか)
上記の項目を調べたうえで、セカンダリディメンションを組み合わせながらデータを分析する。
そして、「データ分析をもとに改善案も考えてね!」ってことなんで、改善案も考えないとアカン。
カピまる
データ分析をもとに改善案を考えるなんて、ワシにできんのかしら…
って、不安だらけやったわ…。悩んでも何も始まらんから、まずは指定された2つの記事のうち、1つを選ぶ。
ワシは、テレワークによる健康問題に関する記事を選んだ。
4時間かけて、ようやくGoogleアナリティクスの分析完了…
カピまる
と、意気込んだのは良いもの…。
カピまる
カピまる
これを、こうして、あ、あれ…。あああああああああああああ!!!
と、悪戦苦闘するワシ。授業で使われた教材を何度も確認しながら、各項目を埋めていく。
そして、4時間もかけてようやく各項目が埋め終わる。
カピまる
もう疲れ果ててたわ苦笑。なお、アナリティクスから、以下のデータが分かったで。
ユーザー(数と割合)
- 男性
- 202(58.38%)
- 女性
- 144(41.62%)
- 18-24歳
- 48(14.24%)
- 25-34歳
- 123(36.50%)
- 35-44歳
- 87(25.82%)
- 45-54歳
- 45(13.35%)
- 55-64歳
- 22(6.53%)
- 65歳~
- 12(3.56%)
- デスクトップ
- 421(30.51%)
- モバイル
- 923(66.88%)
- タブレット
- 36(2.61%)
- 横浜
- 229(16.17%)
- 大阪
- 99(6.99%)
- 新宿
- 66(4.66%)
集客
- ユーザー
- 1,380
- 新規ユーザー
- 1,349
- 直帰率
- 37.21%
- ページ/セッション
- 1.82
- 平均セッション時間
- 00:00:54
インタレスト(割合)
- 買い物好き・節約志向
- 3.56%
- ソフトウェア/ビジネス生産性ソフトウェア
- 3.37%
- アート&エンターテイメント
- 10.02%
Googleアナリティクスで集めたデータから、改善案を考える
課題は、Googleアナリティクスでデータを集めるだけで終わりやない。
Googleアナリティクスで集めたデータから何が言えるのか。そして、データを元にどう改善するか考えないとアカン。
カピまる
頭を悩ませること1時間、ついにワシなりの結論がまとまった。
ワシの出した結論は、以下のとおりや。ちと長いから読み飛ばしてもええよ。
ワシの出した結論(タップで開く)
アナリティクスのデータから、25歳~34歳・35歳~44歳の男性に多く読まれていることが分かった。
しかし、多く読まれている25歳~34歳男性からの直帰率が53.57%と高く、35歳~44歳の男性からの直帰率は40.38%と3番めに高い(なお、2番目に直帰率が高いのは18歳~24歳の男性)。
一方で、コンバージョン率(どれぐらい目標を達成できたかってこと)を見ると、25歳~34歳の男性は4.94%、35歳~44歳の男性は7.69%と高い傾向にある。
また、インタレスト(読者が興味のあること)を見てみると、購買意向の強いセグメントでは、ソフトウェア開発の仕事をしている人から興味を持たれていることが分かる。
このことから、SEやプログラマーといったITエンジニアに勤める、25歳~34歳・35歳~44歳の男性から多く読まれていることが分かる。
該当記事を読むと、アイキャッチ画像が女性になっている。
第一印象が女性の画像だと、男性読者から「女性向けの記事なんだろうか?」と感じ、直帰率が高くなっているのではないかと予測される。
そのため、アイキャッチ画像を男性サラリーマンに変更すれば、直帰率が下がるのではと考えられる。
直帰率を改善し、男性向けの内容であることを伝えられれば、コンバージョン率を更に高められると考えている。
つまり、
カピまる
データから、ITエンジニアに勤める、25歳~34歳・35歳~44歳の男性から多く読まれてることが分かったで。
記事を見ると、アイキャッチ画像が女性になっとる。
せやから、アイキャッチ画像を男性サラリーマンに変更して、記事内容を男性向けにすればコンバージョン率を上げられるんやない?
これが、ワシの考えたすえに考えた結論や!
カピまる
事実を元に仮説を立てる。
どうや! ワシでもデータさえ分かれば、それっぽく提案できるんやで。
3回目授業の始まり。まずは今週の発見から
3回目授業に入る前に、まずは今週の気づきを発表する時間に。
今週は3人の発表になったで! 発表された内容は以下のとおりや。
今週の発見
- 「Lステップ」(LINEを使った広告配信)をやろうとしたら、バナーがたくさんあった。広告配信をやってる人は、さまざまなバナーの中から配信をやってるんだなと感じた。
- 「You Tube」で育毛剤の広告が自分の方に出てるのに、別の人には出ない。これも「Googleアナリティクス」のデータによるものなのかな?
- iPhoneは人との会話をキャッチしてるんじゃないか? 通話中に友達と芸人の話をしてたら、その後、芸人関連の広告が出てきて怖かった。
などなど、ためになるような内容を発表しとったで。
カピまる
と、ちと安心してたワシやった笑。
そして、代表のターンに移る。
代表
ある調査で、子供の頃の夢を実現させた大人は6%もいるってことを知りました。
子供の頃から夢を持ち続け、実現するために頑張ることは並大抵のことではありませんからね。
意外にいるものなのなんだなと、驚きました。
と発表してくれたで。
カピまる
言われてみれば、子供の夢はコロコロ変わるのに、それを大人になっても持ち続けるってすごいことよなあ…。
しかも、夢を実現させるやなんて…。
1,000人中60人は夢を叶えられてるって考えると、案外いるもんやな。
と、感じたワシやった。
Googleアナリティクス分析課題の発表会が行われる
気づきの発表会が終わったところで、次は、Googleアナリティクス分析課題の発表会が始まった。
例として、ワシと同じテレワークによる健康問題に関する課題をやった人を紹介するで。その人は、改善策としてこんなことを提案してた。
私は、学生向けと、会社員・フリーランス向けにそれぞれ別の記事を用意して、直帰率を改善した方が良いと考えました。
とのこと。
カピまる
ワシは、アイキャッチ画像を男性サラリーマンに変更して直帰率を改善する作戦や。
そうかあ、別々の記事を用意する作戦もありかもなあ。
と感心するワシ。
課題の発表会が終わった後、代表は次のようなアドバイスをくれたで。
代表
直帰率に注目することは、確かに良いですね!
ですが、直帰率だけではなく、読者が記事をどこまで読んだのか、どれぐらいの時間まで滞在したかのデータにも注目してみましょう。
そうすれば、読者が記事に興味を持っているかが分かりますからね。
また、記事は季節ごとにPVや直帰率が変動するものです。
そのため、過去1年分をさかのぼって、季節別の比較をやってみるのも良いでしょう。
季節ごとに合った記事を用意して、読者の反応を確かめるのも面白いですよ。
と、教えてくれた。
カピまる
確かに、ワシは直帰率ばっかり見て、記事の滞在時間とか他のデータをよく見てなかった気がするなあ…。
他のデータも見ながら、改善策を考えた方が良かったかもしれん。
と気づけたで。
1つのデータだけやなくて、他のデータもみて仮説を立ててみる。そうすれば、もっと分かることもあるかもしれんで。
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登場、Web系アイドルユニット。その名もカスタマージャーニー!
課題の発表会が終わったところで、いよいよ3回目授業の本題に入る。
3回目授業はカスタマージャーニーについてや。
カピまる
カスタマージャーニー…? ジャニーズ系のアイドルユニットか何かか?
としか思えなかったワシ苦笑。
カスタマージャーニーは、お客さんの感情の変化や行動を、スタートからゴールまでの時系列ごとにマップでまとめたものや。
例えば、ワシが腹が減ってて何か食べたい状況だとする。
- スタート
カピまる
- 行動
カピまる
サイゼリア行こうかな…。
いや、家から出るのめんどいからウーバーイーツで頼もうかな…。
いやいや、懐が寒いし安く済ませたいなあ。
- ゴール
カピまる
近所のパン屋さんで、コロッケパンとピザパン買ったわ!
いやあ、美味かったからワシは満足やで。
上記のスタートからゴールまで、お客さんは何を感じてどんな行動をしたかを、細かく図式化していくんや。
カスタマージャーニーは、商品やサービスの特徴について注目するんじゃなく、お客さんにとっての価値に注目することや。
例えば、こんな経験したことあるんやないか?
お客さま、このスマホは2,000万画素以上のカメラが搭載されているんです。他社のスマホはこのカメラは搭載されていません。
さらに、バッテリーは3,227mAhもあるから、長持ちなんです。
ぜひ、検討してはいかがでしょうか?
カピまる
商品の特徴や性能ばっかり言われてもピンと来ないよな。
もし、こうだったら納得できるんやないやろうか?
お客さま、このスマホは2,000万画素以上のカメラが搭載されているので、大切な瞬間をそのまま取っておけますよ。
さらに、バッテリーは3,227mAhもあるので、カメラを使いたい時にバッテリー切れを起こしにくいです。
楽しい瞬間を残したい時、充電切れで使えなかったなんてことは避けたいですよね。
ぜひ、検討してはいかがでしょうか?
カピまる
おお、そうなんやな!!
なら、検討してもええかもしれへん。
商品やサービスがお客さんにとってどんな価値を与えるのか。
お客さんの価値を大切にする視点が、カスタマージャーニーなんや。
カピまる
お客さん目線でどんな価値があるのかを伝えられれば、納得感もえらい違ってくるで!
今回のお題。カスタマージャーニマップを作ってみよう!
3回目授業のお題は、カスタマージャーニーマップを作ることや。
お題は、スクールが指定した2つの中から1つ選んで、カスタマージャーニーマップを作るで。
なお、スクールが指定したのは以下の2つや。
- 日本発の音声配信サービス
- ビジネスのプロや芸能人の音声配信が聴ける
- SNSやネットで話題のインフルエンサーも参加
Voicy(公式サイト)
- 軽くておしゃれな紙の名刺入れ
- 紙とは思えないほどの感触と高級感
- 職人1人で製作から発送まで行ってるこだわりの名刺入れ
KAMIKA(公式サイト)
この2つが、お客さんはどんなところから欲しいって感じ始めて、どんな行動をするのか。そして、買う行動に移るのかを各状況ごとにマップへまとめていくんや。
また、それぞれの状況ごとにお客さんが感じる感情の変化や、対応策も考えていく。カスタマージャーニーマップが作れると、どの状況でどんな企画を打てば良いのかが分かるようになるんや!
ここで、代表からアドバイスがあった。
代表
カスタマージャーニーマップを作る前には、ペルソナ(商品やサービスを利用するお客さんのイメージ)を設定します。
ただ、ペルソナから先に作ると上手く作業がはかどりません。
そのため、商品やサービスの特徴、他社とは違う点を探してみてください。
事実を先に埋めて、その後にペルソナを作っていきましょう!
とのことやった。
カピまる
確かに、ペルソナは自分の想像でやるから、迷いやすいのよな…。
一方で事実なら答えがあるから、迷うことはないな。
と納得したワシ。
ただ、カスタマージャーニーマップなんて作った経験のない作業。
カピまる
と、不安しかないワシ。
果たして、ワシはWeb系アイドルユニット、カスタマージャーニーを作れるんやろうか?(なんか、「アイドルマスター」みたいやな笑)
次回へ続く…。
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