コミュニケーション検定とは？担当者がメリットなどを徹底的に語る。

社会生活において、対人関係は避けて通ることができないため、コミュニケーション能力の大切さは多くの方が理解されていないのではないかと思われます。


社会生活を営むうえでの人間関係、特にビジネス上の基本的なコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などの向上を目的として、このコミュニケーション検定を作りました。

コミュニケーション検定は、社会人の受験生も多いですが、学生の方が受験者が多く、専門学生や大学生の方に非常に多く受験いただいています。

専門学生や大学生の方は卒業されたら多くの場合就職されますので、やはり働く時にビジネスマナーやコミュニケーション能力はとても大切になると思われます。


社会の場で活躍する前に、コミュニケーションに関する基本的なスキルを身に着けたいということであったり、ビジネスマナーについてもひと通り押さえたいというニーズは多くあります。

そうですね。


実は、コミュニケーション検定の出題内容は時勢に応じた内容になっていまして、カピまるさんのおっしゃるようにリモートワークでWeb会議の場も増えていると思われます。


最近出題した問題では、Web会議の場でのコミュニケーションの対応について問うような内容を出題しました。


一方で、昔からある名刺交換や電話対応など、いつの時代でも大切になる知識も創設当時から出題しています。


どの時代でも通用する知識と、今ならではの時勢に応じた観点で検定の試験問題を作っています。

まず、コミュニケーションの基本的な考え方や実生活に応じた判断を問う問題や、実務で使えるようなスキルまで幅広く出題しています。


例えば、聞く・話すといったことに関する問題や、ビジネスの場面を想定した来客や電話対応、あるいはチームコミュニケーションやクレーム対応、会議、面接など、多岐に渡る事例問題が出題されます。


ビジネスシーンですと、その時流に乗った内容や、昔から変わらない基本的なマナーなど、バランスよく問題を出題しています。

上級ですと、面接試験があります。


初級は知識問題だけなので、選択式で解答できる形式なのですが、上級では実際に面接官と対話をします。


対話した内容を録画して、その録画した内容で表情や話し方、言葉の使い方などを総合的に見て評価をします。

やはりコミュニケーションに関する試験なので、知識で消去法的に解答するのではなく、実際の対話でのコミュニケーションも評価測定したい思いもあったものですから。

コミュニケーションに関する根幹の部分、具体的には目的に即した話し方であったり、あとは話の組み立て方であったり、場面場面に応じた言葉の選び方など、コミュニケーションに関する基本が身につきます。


また、ビジネスシーンを題材とした場面を多く取り扱っていますので、ひと通りのビジネスマナーを身につけられます。

そうですね。内容はビジネスだけではないのですが、比率としてはビジネス系が多い出題内容となっています。

確かにそうですが、ビジネスだけではなく実生活でも活かせる内容ではあると思います。

2003年からですね。だいぶ歴史があるまでは言わないんですが、長年やってきている検定です。

例えば学生さんであれば、コミュニケーションスキルの証明として履歴書に書くとか、面接試験などで資格取得をアピールできるかと思われます。


検定を主催している私の立場からこんなことを言うのも何ですが、資格そのものに本質的な価値はありません。


あくまで資格取得のために学んだ知識であったり、技術に価値があるんだと思っています。


社会人の方であれば、資格取得後にその資格を活かしたり活用することよりも、資格取得の過程で身についたコミュニケーション技法を日々の業務の過程で活用されていると感じています。

資格にはいろいろありまして、弁護士や医者など資格がないと仕事ができない、いわゆる業務独占資格と呼ばれるものがあります。


あるいは、私どものコミュニケーション検定のように純粋に一定のスキルを資格としてるものもあります。


コミュニケーション検定を持っていないとできない仕事なんてありませんし、資格を持っていると「必ず採用しますよ」という強い優遇を受けるわけでもありません。


ただ、合格を目指して勉強したスキルや知識は生涯に渡って有効活用できるものだと考えています。

私どもコミュニケーション検定は、企業によっては受験を推奨してくださっているところも多くあります。


中には、東証プライムに上場されているような大きい企業様でもコミュニケーション検定の取得を推奨してくださっています。


受験を推奨してくださる企業様からは、コミュニケーションを基礎から応用まで再確認できることや、コミュニケーションスキルを体系立てて学ぶことができるなどの評価をいただいております。

20年間開催しておりますので一定の認知度がありますし、企業の人事担当者としても、従業員の方に身に着けてもらいたいスキルの中でコミュニケーション能力の優先度は高いと思われます。


そのため、コミュニケーション検定の受験を推奨して、合格者には受験料の補助や奨励金を出している企業様が多いのではないかと思われます。

コミュニケーション検定には2つの受験方法があります。


大学や専門学校で多くの方が受験されている、団体受験ですね。あとは一般個人の方が受験する、公開受験があります。


一般の方が受験する公開受験ですと、以前は東京と名古屋、大阪だけしか受験会場がなく、わざわざ会場へ足を運んで特定の日に実施という形式でした。


ですが、今は在宅でも安心して受験ができる仕組みを整えています。

今までは試験監督がいないと検定として成り立たなかったのですが、AIを使ったリモート監視の仕組みを整えたことで、試験会場に行かなくても受験できる環境があります。


自宅受験が普及すれば、一部の地域だけでなく日本全国どこにいてもネットに繋がっていれば受験できるようになるんです。


そのため、コミュニケーション検定に興味があるものの試験会場の制約があって受験できなかった方も、今後受験してもらいたいと考えています。

コミュニケーションそのものの価値や企業が求めるスキルという観点で、コミュニケーションスキルの優先順位が下がることはないと思われます。


今後も、コミュニケーション能力を高めたいと考えている方の需要はなくならないと思いますので、ご期待にお応えできるように頑張っていきたいです。