前回の振り返り(【6話】Webサイトの解析方法って?その内容に迫る【デジプロ体験談】)。
6回目の授業で、Facebookプランニングでは「ミライスピーカー」を、Twitterでは北欧雑貨をテーマにプランニングした私。講師の方からのフィードバックで、もう少し広告の意図を考える必要があったと痛感したのでした。
6回目授業の本題であるWebサイト解析では、Googleアナリティクス基本や、最新版であるGA4について理解を深められました。
7回目の授業は広告運用で更に成果を出すための方法についてです。Web広告をやるからには、更に成果を出したい私にとって、気になる内容かもしれないとウキウキしたのでした。
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目次
7回目授業は広告運用で更に成果を出すための内容
7回目の授業は課題のフィードバック会はありませんでした。前回発表された課題がタグマネージャーを使ってタグを設定することだったので、特に講師の方からの説明はなかったです。
なお子
なんとかタグマネージャーを使ってタグを設定できましたが、私にとって内容がややこしかったので苦戦しました…。
7回目の授業は、広告運用で更に成果を出すための内容を教えてくれるものでした。なお、授業内容は次のとおりです。
7回目授業の内容
- Google Ads最大活用
- RLSA
- DSA
- RSA
- 自動入札について
- 自動入札に合わせたアカウント構成
- 媒体アルゴリズム
なお子
RLSAにDSA、RSA…。略字があって難しそうです…。
略字が苦手な私にとって、今回の授業内容を理解できるか不安でした。ですが、これまでの授業でもなんとか理解して付いて来られたので、今回も大丈夫かなと感じていたのも事実。
前回と同じく、7回目の授業もボリューム満点の内容だったので、私が特に印象に残った部分だけを紹介しますね。
入札調整の考え方
広告を配信する時は、配信する広告に対して自分がいくらまでお金を出すのか決める、入札を行います。場合によっては、入札を調整する場面もあります。なお、入札調整をするタイミングは次のとおりです。
入札調整は、一時的な場合と定常的な場合の2つがあるんです。
一時的な場合の例を挙げると、広告を配信していた当初は認知獲得が目的だったものが、コンバージョン獲得を目的に変わった時が考えられます。
一方で定常的な場合の例を挙げると、サービスや商品がメディアで取り上げられた時や、広告を配信したばかりの時などで検索数が増えた時が考えられます。
なお子
時と場合によって、入札の価格を変えないといけないんですね…。
そこで、入札調整にはABCD入札と呼ばれる方法があります。
ABCD入札とは、Aというキーワードが好調なら配信を拡大、Bというキーワードに改善が必要なら対応策を考えて配信、Cというキーワードが目的達成に繋がっていないなら配信を抑制、Dというキーワードは不明な部分が多いため継続して配信、のように各状況を踏まえて広告を配信します。
画像で説明すると、次のとおりです。
なお子
それぞれの状況に合わせて、好調な広告は拡大させて、不調な広告は思い切って抑制する。広告の入札は状況に応じた判断が求められます。
RLSAとは?
RLSA(Remarketing List Search Ads)とは、過去にサイトへ訪問したユーザーを対象に、検索広告リストと呼ばれるものを活用して広告を表示させる方法です。
RLSAを活用すると、サイトへ訪問したことがあるユーザーと訪問したことがないユーザーを区別した広告内容にしたり、入札単価に強弱で変化をつけたりして広告配信ができます。
通常の配信方法とRLSAを活用した配信方法を、それぞれ画像を使って説明すると次のとおりです。
RLSAを活用することで、サイトへ来たことがないユーザーには入札価格を下げて広告を配信し、サイトへ来たことがあるユーザーには入札価格を上げて広告を配信できます。
なお子
RLSAのおかげで、予算内で効率よく目標を達成しやすくなります。とても便利なのでぜひ活用したいところですね!
DSAとは?
動的検索広告(DSA)は「Dynamic Search Ads」の略称で、Googleが提供している検索連動型広告の機能の1つです。
DSAを活用すれば、サイトと説明文を設定するだけで、広告主のサイトとの関連性が高いキーワードを検索しているユーザーに対して、ユーザーのニーズを満たす可能性のある広告を自動で生成してくれます。
なお子
他の検索広告よりも設定に手間がかからないので、簡単に関連性のある広告を作成できるんです!
そもそも、ユーザーが知りたい情報を得るために検索する時、広告主が出稿しているキーワードに完全に当てはまる語句を検索していることは少ないです。
違うキーワードで検索していたり、単語をいくつか組み合わせた上で検索したりと方法はさまざま。下の画像のように、検索語句は多様化しています。
取り扱っている商品数が多いECサイトで、商品1つ1つに広告を設定することは大変です。そこで、DSAを活用して多様なキーワードでも効率よく広告を配信することができます。
なお子
DSAのおかげで、ECサイトもだいぶ広告を配信しやすくなったんじゃないでしょうか。
DDAとは?
DDAは「Data Driven Attribution」の略称で、商品購入やサービスの申し込みといったコンバージョンに至るまでのクリックの中で、どの部分がコンバージョンに大きく貢献しているかを評価する考え方です。
通常、コンバージョン獲得において重視されるのはコンバージョンへ繋がる1つ前の行動、いわゆる、ラストクリックと呼ばれるものです。ラストクリックは、ユーザーが商品購入やサービスの申し込みに至る1つ前に、何をクリックしたのかを重要視します。
ですが、あるユーザーが検索サイトでキーワードを調べて、その検索結果から商品購入やサービスの申し込みなどのコンバージョンへ至るまでに、ユーザーはさまざまな行動をしてからコンバージョンに至ります。
そのため、単純にコンバージョンへ至るまでに最後に何をクリックしたのかだけでは、正しく評価できない可能性があります。
なお子
確かに、私も商品やサービスのことが気になって検索しますが、すぐに買う・申し込むなんてことはありませんね。
検索した後にインフルエンサーのインスタを見たから商品を購入した。また、検索する前にテレビCMを見たから買ったなんてことはよくありますから。
例を挙げると、テレビCMである商品に興味を持ち、その後通勤途中で電車の中吊り広告を見て気になって検索した場合。また、YouTubeのインフルエンサーがある商品を紹介して気になったから検索した場合もあります。
DDAでは、ユーザーが購入に至るまでのそれぞれの場面の貢献度に応じて、評価の分配を行います。
サッカーを例に、DF(ディフェンス)とMF(ミッドフィルター)、FW(フォワード)のそれぞれの役割別の貢献度に評価をすると、次のイメージになります。
画像を見ると、最後に点を決めたFWが貢献度が一番高く評価されがちですが、DFの次にいるMFも貢献度が2番目に高いです。このことから、FWだけでなくMFにも注目して評価をします。
なお子
さまざまな場面を見て、コンバージョンの獲得へ至るために、どれが貢献しているのかを正しく評価できますよ!
ただし、Google広告でDDAを設定するためには、過去30日間においてGoogle検索で3,000回以上のクリックと、300回以上のコンバージョンが必要です。
なお子
そのため、実際のところDDAを設定できるのは広告に余裕のある大手企業だけ。なかなか厳しいですね…。
いよいよ次回は最終授業へ突入!
いよいよ次回は、最終授業へ突入します。ここまでの授業でWebマーケティングの基本はある程度理解できましたが、正直ちゃんと身についているのか心配です…。
今回の課題で授業の総まとめである、Web広告のプランニングが発表されました。課題の内容は、今まで勉強してきたリスティング広告とディスプレイ広告、SNS広告を1つのプランニングシートにまとめて作成するものです。
なお子
最終授業ではWeb広告のプランニングを講師やみなさんの前で発表しなくてはならないので、とても緊張します。不安な中、次回へ続きます…。
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