前回の振り返り(【5話】テックアカデミーLesson5。初の運用型ディスプレイ広告に挑戦!【テックアカデミー体験談】)。
サイトでよく見かけるバナー画像を使った運用型ディスプレイ広告を勉強した俺。
運用型ディスプレイ広告は、商品やサービスに興味を持って欲しい時に有効。さらに、全世界に向けて広告を配信できる。
誰に広告を配信するのか対象者も詳しく決められて、配信した後はちゃんと分析もしないといけないことを理解したんだった。
今回のLesson6は、SNS広告について。普段、SNSを使ってる俺にとってめっちゃ興味をそそられそうな内容の予感!
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/photos/social-media-facebook-twitter-1795578/
目次
メンター相談でLesson5の課題の疑問点について聞いてみた
前回のLesson5で、運用型ディスプレイ広告に関する課題でちょっと気になるところがあったから、早速メンターのMさんに疑問をぶつけてみた。
キャピまる
Lesson5の課題提出で聞きたいことがあって、CTR(クリック率)が1つだけ異常に高い数値があるんだけど、これ何?
Mさん
CTRが14%を超えているもののことですよね。
あれは課題で使われているデータだけでは分かりませんが、考えられる原因としては、オートクリックされていることが考えられますね。
キャピまる
Mさん
オートクリックは、アプリやソフトを使って、指定した部分を何度もクリックする仕組みのことを言います。
例えば、オートクリッカーというアプリがあるんですが、そのアプリは選択した部分を自動で何度もクリックする機能があるんです。
キャピまる
なるほどね、そんなものがあるんだ…。
広告がオートクリックされてCTRが異常に高くなった場合、どうやって対応すればいいの?
Mさん
広告を一旦停止して予算対策をしましょう。
原因不明のまま放置するのはちょっとこわいですしね…。
キャピまる
確かにちょっとこわいな…。分かった、Mさんありがとう!
Mさん
課題の続き頑張ってくださいね。
何か他に質問があったら、Slackでいつでも質問してください。
メンターのMさんのおかげで、CTRが異常に高い謎を解決できた俺だった。
Lesson6の授業はSNS広告について!
Lesson6の授業は、SNS広告を勉強してくよ。
キャピまる
最近まで、リスティング広告やディスプレイ広告って馴染みのない分野を勉強してた。
でも、SNS広告はTwitterを使ってるから馴染みがある。どんな感じに勉強するのか楽しみ!
俺はSNSの中でもTwitterをよく使ってるから、勉強する内容がどんなものなのかワクワクする!
なお、Lesson6の学習目標は、FacebookとTwitterの広告を利用した集客方法を理解すること。
キャピまる
お、TwitterだけじゃなくてFacebookについても勉強するんだ。
Facebookはあんまり使ったことないから、新鮮だな!
①Facebookの利用状況
Facebookは、2004年からあるアメリカ発の大手SNS。日本でも主要なSNSの1つになってるけど、最近は10代の若い世代のFacebook離れが進んでる。
キャピまる
大学生の俺も、Facebookは使ったことないな…。
一方で、Facebookの利用者は、20代~30代のビジネスマンがよく使ってる傾向にあるんだって。
ちなみに、カリキュラムに載ってた各年代別のFacebook利用率をグラフで紹介すると、次のとおりだよ。
各年代別のFacebook利用率
- 10代
- 13.5%
- 20代
- 35.3%
- 30代
- 45.7%
- 40代
- 41.4%
- 50代
- 31.0%
- 60代
- 19.9%
このグラフを見ると、10代の利用者にFacebookを使って影響力を与えるのは難しいってことが分かる。
一方で、20代から50代の利用率が高いから、Facebookを使うなら20代から50代向けの広告を考えた方がいいね。
キャピまる
各年代の利用率をしっかり見て、有効な方法を考えよう!
②Facebook広告の理解
Facebook広告の特徴は、Facebookに登録しているユーザーの年齢や居住地、勤務先、興味関心などの細かい情報を元に広告を配信できることなんだ。
キャピまる
Facebookの登録は実名が求められるからね!
他のSNSよりも登録できる情報が多いから、広告配信の精度も高いんだ。
Facebook広告の課金方式は、1回クリックされるたびに費用が発生する方式と、広告が見られた回数によって費用が発生する方式の2つがある。
キャピまる
ちなみに、Facebook広告は1日あたり数百円から配信できるんだ!
1回少額で広告を配信して、様子を見るなんてこともできる。
また、Facebook広告は次の4種類の形式で広告を配信できるんだ。
Facebook広告の4種類の広告形式
- 【画像】
静止画像を使った広告 - 【動画広告】
動画を使った広告 - 【カルーセル広告】
1つの広告に2個以上の画像や動画、見出しとリンク、クリックボタンを表示できる - 【コレクション】
タイムライン上に小さな4枚画像が並んだ広告を表示できる
Facebook広告の目的は、自分のFacebookページへの「いいね!」を獲得するためや、自分のサイトへのアクセスを促すためなどがある。
この目的を達成するために、Facebook広告にはいくつか設定ができるんだ。なお、設定について一部紹介すると次のとおりだよ。
- トラフィック
-
Webサイトへ集客するための広告について設定できる
- コンバージョン
-
自分のサイトに設置した購入ボタンや申込みボタンとかを、Facebook広告上に直接設定できる
キャピまる
広告を出す目的に応じて使い方を考えるのが大切だな…。
③Facebook広告のアカウント設計
Facebook広告のアカウントは、キャンペーンと広告セット、広告の3層構造で成り立ってる。
3層構造の一番上に当たるキャンペーンは、Facebook広告を配信する目的について設定するよ。
キャピまる
Facebook広告を配信する前に、そもそも何の目的で配信するのかが分からないと、お金をムダにしちゃうからな…。
次に、2番目の構造に当たる広告セットでは、広告を配信するターゲットや予算とかを設定できるよ。
例えば、1つのキャンペーンに複数の広告セットを入れて、別の予算やターゲットごとに広告を配信できるんだ。
最後に、3番目の構造に当たる広告では、広告に動画や画像を付けたり、説明文を記載したりする設定ができる。
キャピまる
アカウント設計の流れを振り返ると、キャンペーンで広告の目的を設定して、次に広告セットで配信設定をする。
最後に、動画や画像、説明文を設定して完了! って流れだね。
④Facebook広告の出稿準備
ここで、Facebook広告を出稿するための流れを学習してく。
広告を出すための基本的な操作が勉強できたり、ビジネスマネージャって呼ばれる、複数のユーザーと共同で広告アカウントを運用できる機能について勉強できたりした。
キャピまる
他にも、広告フォーマット別の設定が説明されてて、初見の俺でもよく分かる内容になってたよ!
また、Facebook広告でよく使われる用語説明があったから一部紹介するね。
- フリークエンシー
-
ユーザーに平均何回広告を見せるかの回数のこと。
- 関連度スコア(2019年4月30日以降から廃止)
-
広告の品質や配信されてる広告のユーザーとの関連性を示した指標のこと。
関連度スコアには「好意的な意見」と「否定的な意見」の2つがあって、2つの数値のバランスによって評価が決まる。
評価が高ければ高いほど、ユーザーにとって有益な広告が配信されてるってことになるよ。
なお、2019年4月30日以降に関連度スコアは廃止されて、代わりに品質ランキングとエンゲージメント率ランキング、コンバージョン率ランキングの3つが導入されたよ。
カリキュラムでは関連度スコアを使って説明されてるから、この記事でも関連度スコアを使って説明するよ。
⑤Facebook広告の運用
ここの項目で、実際にFacebook広告をどうやって運用していくのかが説明されてた。
Facebook広告の運用は、「広告マネージャ」って呼ばれる機能を使ってやってく。
「広告マネージャ」には100以上もの指標があって、指標を活用することで広告運用の分析に活かせるんだ。
なお、100以上の指標があるなかで次の11項目は見た方がいいってことだった。
- フリークエンシー
- インプレッション数
- 関連度スコア
- 好意的な意見
- 否定的な意見
- CPM(1,000インプレッションあたりの単価)
- 消化金額
- 今日の消化金額
- リンクのクリック
- 購入
- 購入の平均コスト
ちなみに、「広告マネージャ」はリスティング広告や運用型ディスプレイ広告の時と同じように過去までのデータを見られるよ。
キャピまる
いろんなデータを分析しまくって、Facebook広告の改善に役立てるぞ!
なお、Facebook広告の改善ポイントは、配信と広告の2つに注目しようってことだった。
Facebook広告を誰に出して、何を見せるのかって視点を踏まえて、対象者を細かく設定して配信する。
キャピまる
対象者を細かく設定するのはちょっと手間がかかるけど、効果的な広告を配信するためには大切なことだよ。
また、Facebook広告はユーザーにとって魅力がない広告と判断されたら、関連度スコアが下がってしまうんだ。
だから、広告がユーザーにとって魅力的に見える画像を選ぶのも大切になる。
いきなり関連度スコアの高い広告を作るのは難しいかもしれないけど、1歩ずつ試行錯誤を繰り返すのが近道!
⑥Twitter広告の理解
Facebook広告の学習が終わったら、次はTwitter広告の学習に移った。
キャピまる
俺はSNSでもTwitterをよく使ってるから、めちゃ馴染みがある!
だから、Facebook広告の学習内容よりもワクワクしてる。
Twitterの特徴は、10代から20代の利用率が高いから、他のSNSよりも若者への影響が大きいんだ。
なお、各年代別の利用率をグラフで示すと次のとおりだよ。
各年代別のTwitter利用率
- 10代
- 67.4%
- 20代
- 78.6%
- 30代
- 57.9%
- 40代
- 44.8%
- 50代
- 34.3%
- 60代
- 14.1%
キャピまる
Facebookと比べてTwitterは10代と20代の利用率がめっちゃ高いな!
Facebookは10代の利用率が13.5%、20代の利用率が35.3%しかなかったから差がすごいな…。
データのとおり、10代と20代に向けた広告を配信したいならTwitter広告がおすすめなんだ。
Twitterは、特定のアカウントが発信したツイートを拡散するリツイート機能がある。もし、Twitter広告がリツイートされれば、多くのユーザーに広告が見られるようになるんだ。
キャピまる
Twitter広告がガンガン拡散されれば、超スピードで多くのユーザーに見られるようになるよ!
Twitterの拡散力は、他のSNSにはない強みだね。
Twitter広告はFacebook広告の時と同じように、「広告キャンペーン」って呼ばれる広告の目的に応じて設定できるメニューがある。
なお、「広告キャンペーン」で設定できるメニューは次の5つだよ。
広告キャンペーンにある5つの項目
- ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン
- ツイートのエンゲージメント
- フォロワー
- アプリのインストール数または起動回数
- 動画の再生数
キャピまる
Twitter広告を配信する目的がフォロワーの獲得なのか、それともサイトへ来てくれる人を集めるのか、目的に応じて広告を考えていかないとダメだな。
ちなみに、Twitter広告の配信方法は次の2種類がある。
- オーガニックツイート
-
これまで自分が送信したツイートを使ったり、広告用に新しくツイートするもの使ったりして配信できる
- 広告ツイート
-
広告キャンペーン用のツイートを作って配信できる
キャピまる
自分のツイートをそのまま広告に使えるのが面白いな!
また、Twitter広告はFacebook広告にあった時のように、配信する対象者を決められるターゲティング手法がある。
なお、ターゲティング手法を一部紹介すると次のとおりだよ。
- キーワードターゲティング
-
特定のキーワードを検索したユーザーを対象にしたり、一部のキーワードを除外したりして配信できる
- フォロワーターゲティング
-
自分のフォロワーに向けて広告を配信できる
- 興味関心ターゲティング
-
さまざまなカテゴリーやトピックを選んで、商品やサービスに興味があるユーザーに向けて配信できる
- テイラードオーディエンス
-
これまで配信したTwitter広告や自分のアカウントに興味を持ったユーザーに対して配信できる
キャピまる
フォロワーに向けて配信できたり、特定のキーワードを対象にして配信できたりするんだな。
広告の内容によって有効な方法が違うから、よく考えないとな…。
⑧Twitter広告の運用
Twitter広告もただ配信して終わりじゃなくて、配信した結果どうだったのかを考えないといけない。
配信した結果のデータは、「Twitter広告マネージャー」を使って見られる。
「Twitter広告マネージャー」は、インプレッション(ツイートの表示回数)やエンゲージメント率(いいねやコメントなど)、クリック数とかのさまざまなデータを見られる。
キャピまる
データを見ながら分析して、Twitter広告にもっと予算をかけるか、それとも減らすかを判断できるんだ。
配信結果からそのつどツイートを分析して、ツイートの書き出し部分を工夫したり、文章の分かりやすさを意識したりして改善してくといいんだって!
Lesson6を終えて。次はいよいよ最終課題に突入!
Lesson6の授業で初めてFacebook広告を勉強したけど、すごい面白い内容だったね! 一方でTwitter広告は見覚えがあったから、いろんな発見があった。
今回勉強したSNS広告で、SNS1つをとってもそれぞれメリットとデメリットがあって、特徴を見極めないとダメなんだなって痛感した。
キャピまる
どのSNSを使ってどんな人に広告を出せばいいのか、常に考える必要があるんだなって理解できたよ!
そして、次回から最終課題があるLesson7へいよいよ突入。
11月からテックアカデミーWebマーケティングコースで勉強してきてから、Webマーケティングの基本が身について、学習前と比べて視野が広がったなって実感してる。
例えば、Googleで検索した時にリスティング広告を見かけたら、
キャピまる
おお、こんなキーワードを検索すればこんな広告が出てくるのか!
この広告、何を意識して作ったんだろ…。
みたいな感じに、広告がどんな時に表示されて、何を意識して作られてるのか注目できるようになった。
テックアカデミーWebマーケティングコースで学習する前は、
キャピまる
って広告をただの邪魔者でしか見てなかった。そんな俺が、自分のスキルアップのために広告を見られるようになったなんて、成長を実感できたよ!
キャピまる
前に、メンターのMさんが言ってた「ユーザー視点で考える」ってことを日頃から実践できるようになったね。
さて、Lesson7の最終課題はどんな戦いになるかドキドキと不安が入り混じってる!
次回へ続く…。